第13回 無死(ノーアウト)1塁、犠打か強攻か(2011.08.23)
(A)最もうまくいった(最良の)ケース→ | 打者が長打を放ち、1塁走者が生還した場合を指す。「無死無走者」「無死2塁」「無死3塁」が該当する。このうち、「無死無走者」というのは打者がホームランを打った場合で、この時点で2点を獲っていることになる。 |
(B)チャンスが拡大したケース→ | 打者が安打や四球などで出塁した場合を指す。「無死1・2塁」「無死1・3塁」「無死2・3塁」が該当する。 |
(C)アウトが1つ増えたが、走者を進めたケース→ | 打者はアウトになったが、進塁打などで走者は進めた場合を指す。「1死2塁」「1死3塁」が該当する。結果的には送りバントとほぼ同じことになっているが、強攻という目的から考えるとアウトを与えたことは成功とは言えないため「妥協」としている。 |
(D)チャンスが縮小したケース→ | 打者が凡退(三振やフライアウト)して走者を進められなかったり、打者のゴロで1塁走者が封殺されて打者はセーフになった場合を指す。「1死1塁」が該当する。 |
(E)最もうまくいかなかった(最悪の)ケース→ | 打者が併殺打になったり、フライアウトやライナーアウトで併殺になった場合を指す。「2死無走者」が該当する。 |