第11回 ピッチングスタイルによる投手のポジショニング2008年版(2009.11.10)


 第8回から第10回では投手と打者について、それぞれコレスポンデンス分析でポジショニング(マッピング、マップ化)した。
 今回は第8回と同様に2008年の投手でポジショニングをおこなった。それが以下に示したグラフである。断っておくが、2009年のデータではない。2008年のデータである。日本シリーズが終わったばかりのこの時期に昨年のまとめがようやく終わったのである。



2007年の結果では、
 ・横軸が「ゴロを打たせる」と「フライを打たせる
 ・縦軸が「(ゴロやフライも含めて)打たせて取る」と「三振を取る
でそれぞれ分けられていたが、2008年についてはその解釈は少々無理がありそうである。

ちなみに、以下で示すグラフが第8回で掲載した2007年のデータでのコレスポンデンス分析の結果である。
これまで何度か述べたように、本来コレスポンデンス分析では軸の解釈はしないものなので、2つの結果を見比べて何となく「まあ、そんなものかな」と思う程度で構わないと思う。



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