「ピッチャーの投げたボールをですねワンちゃんのバットがジャストミート。うーん、どうでしょう 松井君、大きそうで小さそう。特にあのコブラのような太ももを見てください。いわゆるひとつのラ イク・ア・コブラとでも言うんでしょうか。現役時代はよくベンチ裏でワンちゃんがミーの胸毛に指 をからめながら、ミーがあの太ももに頬やあごをスリスリしたものです。いわゆるひとつのスピード ＆チャージというやつですね。そもそもミーとワンちゃんが初めて出会ったのはワンちゃんが入団１ 年目のキャンプの時でした。フリーバッティングで鋭い打球を連発するワンちゃんを見かけたミーが 思わず『ヘイ、そこのヒー（he=彼）』と声をかけたのが最初でした。それ以来我々は、ある時はチー ムメイトとして野球界の黄金時代を築き、そしてある時はライバルとしてお互いの技術を磨き、そし てある時は恋人同士として愛を育んできた訳です。うーーん、ワンちゃん。ミーの大好きなクリクリ お目めちゃんです！　２人の愛とスパイ疑惑は永久に不滅です。」

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